呼吸を正常化するということ

こんにちは、森田愛子です。

4月から色々なメニューが追加されます。

2008年から活動を始めて、一貫しているテーマは「呼吸と動き」です。

どうしたらもっと伝わりやすくなるのか?

どうしたらもっと楽しくできるのか?

そんな日々を過ごしていたらあっという間に9年経ってしまいました。治療家としては学生・修行から含めると19年経ちました。

最初はスポーツトレーナーを目指してこの世界に入り、サッカー部や陸上競技などのトレーナーとして活動しながら、横浜の治療院の副院長としても経験を積んできました。

そんな中でふと気付くと、自分の体がボロボロになってしまい、人の体をみるプロがこれじゃあダメだと思い、ヨガを始めました。

そこで初めて呼吸という存在を知り、いかに自分が呼吸を止め、浅い生活をしていたか、に気付きました。

こんなこと言ったらアレですが、治療家って結構自分の体が壊れている人が多くて、それを隠しながらやっている人も結構いるのです。

ちなみに、パートナーの森田敦史は、人をみるプロがボロボロじゃあ話になんない、という想いで「呼吸・整体勉強会」というプロ向けの勉強会を主催しています。

自分の呼吸の浅さにうんざりしながらも、必死になってヨガをやり、また呼吸の勉強をしたり、という感じでやっていき、ヨガインストラクターの資格も取ります。そこで様々な勉強をして、自分自身の体質を変える事に成功しました。

そこで得た事を伝えるヨガ教室も横浜で始め、気付けばスポーツトレーナーとして活動するよりも、女性の体質や体調を根っこから整える方にやりがいを感じるようになりました。

実はありがたいことに、当時横浜でやっていたヨガ教室(今はない)から今でも10年以上ずっと渋谷に来続けている方もいます。

そうやって多くの方達の体質改善をフォローさせてもらってきて、言える今の時点での集大成が「呼吸正常化(腹ペタ)」です。

始めた当時に今のメソッドがあれば、もっと楽に呼吸が変わっただろうな~と思うこともあります。

こればかりは仕方がないですが、以前に比べ、圧倒的なスピード感で呼吸を変えることができるものになっています。

私にできることは、呼吸を正常化するお手伝い、呼吸を通して自分自身の体に目を向ける事の大切さ、そして自分らしく、ということです。

身体を育てなおす、というコンセプトは開業以来変わっていませんが、何歳になってもスタートできます。

講座には10代から70代の方まで幅広い年代の方達が来ています。

こうみえて私はコテコテの治療家なので、伝え方もやることも地味です。

「先生のメソッドはぜんぶ地味なのよね~。」

とよく言われますが、本当に地味なんですよね。

でもそれは、いっけんの派手さやキャッチーなものではなく、普遍的にしっかり結果が出るものを紡いできた結果ですので、褒め言葉だと思っています。

開業以来変わらないこと、これからも変わらないこと、少しだけその想いを話してみました。

今後ともよろしくお願いいたします。